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カワサキ・Z400GPはココが凄い!! 隠れた名車、Z400GPを買うべき理由とは?

カワサキ(kawasaki)の隠れた名車『Z400GP』のまとめです。わずか2年で生産を終えたZ400GPは販売数が2万台に満たない稀少車。特徴的なそのデザインは、現代においてもまた新しさを感じさせます。本稿では、その偉大な少数派・Z400GPの真の姿に迫ります!

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「F」から「G」へ受け継がれる遺伝子 カワサキ・Z400GPの歩いた道のり


《バイクカタログ》 Kawasaki Z400GP [1982年式]

《バイクカタログ》 Kawasaki Z400GP [1982年式]

カワサキ Kawasaki Z400GP 1982年式 型式・KZ400M CBXなどの強力なライバルに対抗するため、Z400FXのエンジン以外を全面的に新設計されて登場、エンジンのポートは手加工で5馬力アップの48馬力、足回りはユニトラックサスプンション、イコライザー付きフロントフォーク、ダブルディスクブレーキなどを装備する。 1982年の鈴鹿4時間耐久ロードレースで、トップ10位中5車をZ400GPが占めた、優勝チームは「TEAM38」 岡 正弘 ・新谷 永喜 7位に「TEAM38」のベルトドライブ仕様のGPが入っている。[SSクラス・TTⅢクラス混合順位] その後ライムグリーンの限定車が発売された。 価格478000円 《バイクカタログ》 Kawasaki AR50/80 [1981年式] http://youtu.be/-WXp0grmc08 《バイクカタログ》 Kawasaki Z400FX E2 [1980年式] http://youtu.be/gu4cjsMnaKg 《バイクカタログ》 Kawasaki GPz400 [1983年式] http://youtu.be/0JagR1EKLPY 《バイクカタログ》 Kawasaki GPz400F [1985年式カタログ] http://youtu.be/3bewJcSL2ik 《バイクカタログ》 Kawasaki GPz750 [1983年式] http://youtu.be/pgWoRxqzdeE 《バイクカタログ》 Kawasaki Z400 LTD [1980年カタログ] http://youtu.be/FrEWD8rOLK0 《バイクカタログ》 Kawasaki Z400 LTD-Ⅱ [1981年式] http://youtu.be/X22FfI3_3Xg 《バイクカタログ》 Kawasaki KLX250SR [1993年式] http://youtu.be/WFlkaO5fUYc BGM ロイヤリティ・フリーの無料音楽素材「甘茶の音楽工房」 http://amachamusic.chagasi.com/

1982年、覇王Z400FXの正統後継車種として誕生したZ400GP。
サイドカバーには「GPz400」と記され、後発のGPZ400と混同されがちですが、空冷4ストロークDOHC2バルブ直列4気筒エンジンがこの小文字のzに関わりがあります。

GPの後に小文字の「z」が付与されるのは空冷エンジン搭載である事を示し、大文字のZは水冷エンジン搭載を意味します。
Z400FX譲りの空冷エンジンを正式に受け継いだのは間違いなく、このZ400GPでありカワサキ車の歴史を語る上で欠かせない重要なポジションにいるマシンと言っても過言ではありません。

Z400GPの車体サイズは全長2,170mm×全幅750mm×全高1,095mmと、先代であるZ400FXと比較してややコンパクトな印象を与えますが、全長は一回り大きくなり、車体バランスの向上が図られています。
最高出力は48ps/10,500rpmまで引き上げられ、より走行性能の高さを追求したモデルとなりました。

これを雄弁に物語るエピソードとして知られているのが1982年の「鈴鹿4時間耐久ロードレース」。
他メーカーのライバル車たちがフルカウル仕様のレーサーであったのに対し、発売直後のZ400GPはビキリカウルとアップハンドルという軽装で参戦。
ライバル達を尻目に、独壇場とも言えるほどのパフォーマンスを見せて見事優勝のフラッグをかっさらいました。
この時の勇姿により「GPz400」のエンブレムは鮮やかに印象付けられ、後のGPZ400から始まる同シリーズに多大な影響を及ぼしました。ある意味では、今日のカワサキを代表するNinjaの起爆剤とも言えます。

翌年の1983年、GPZ400に役目が引き継がれた事により、わずか2年で生産を終えたZ400GPは2万台に届かないわずかな台数のみが販売された稀少車。その偉大な少数派・Z400GPの姿に迫ります。

カワサキ・Z400GPとは?


1983年12月7日にCBX250RSの派生車種として発売された。1960年代風の伝統的なスタイルの継承とメカニズムは最新の融合をコンセプトにしたネイキッドタイプのスポーツ車である。したがってフレームおよびエンジンはCBX250RSとほぼ共通とされ、型式名も共通のMC10型とされた。当初は「CB」の商標で販売が予定されたが、上層幹部が開発途中のGBシリーズを見た時に「CBは時代の先端を進んでいくイメージ、対してこれは時代を逆行している感じだ」と述べたことからGB250クラブマンとなった。デザインこそ一文字型バーハンドル・後方配置とされたステップ位置・アルミリム使用のスポークホイールなどにレトロ嗜好を垣間見ることができるが、メカニズム的には当時の最新を取り入れており、軽量高剛性のセミダブルクレードルフレーム・デュアルピストンキャリバー装着の油圧式ディスクブレーキ・新開発のエンジンなどが採用・搭載された。長期にわたり、数回のマイナーチェンジを繰り返しながら1997年まで製造された。
出典:wiki/カワサキ・Z400GP

よりエッジの効いた直線基調がカワサキ・Z400GPの硬派さを演出


Z400FXよりも「直線を多用した男っぽいデザイン」のZ400GP。

出典:バイクの系譜 Z400GP

Z400FXよりも長く直線が続き、曲線が少ないのが外見上の特徴。斜め前から見るとそれはより際立ち、エッジの効いた硬派なデザインが見る者の心を惹きつけます。黒一色となったエンジン塗装とマフラーが、よりハードな印象を強くしています。

違いな外見だけではなく、リヤサスペンションにはモノショック方式のスイングアーム「ユニトラックシステム」を採用。
硬派なのは外見だけではなく走りにも如実に現れ、足回りが大幅に強化されたことで抜群の安定性を手に入れたZ400GPは、峠での戦闘力は無双の存在となりました。

カワサキの400ccネイキッドの骨っぽい走りを印象付けたのは、間違いなくこのZ400GPと言って良いでしょう。後発のネイキッドと比較するとやわさを感じるのは確かですが、当時の400ccバイクでは比例のない安定感を見せたマシンと言えます。フレームが鋼管ダブルクレードルというオーソドックスなものであるのに対し、Z400GPは明らかにリアのユニトラックシステムが勝っていた面が色濃くありますが、パワースライド走法で乗ると非常にスリリングな走りが楽しめます。

ロングストロークエンジンの扱いやすさがカワサキ・Z400GPの走りの秘密


kawasaki Z400GP ≪Sサウンドムービー≫ TAKEⅡ(走行編)

kawasaki Z400GP ≪Sサウンドムービー≫ TAKEⅡ(走行編)

Z400GP 集合管サウンドをお聞き下さい。

Z400GPのエンジンは最高出力がUPしたのも事実ですが、それ以上に大きなポイントはロングストローク仕様です。
後継モデルろなったGPz400とゼファー400がボア55.0mm x ストローク42.0mmであるのに対し、Z400GPはボア52.0mm x ストローク47.0mm。この5mmのストローク差は非常に大きく、トルクの谷をなくすなど多くのメリットがありました。

違いはコーナーリング時の立ち上がりや発進時に顕著なものとなり、伸び代十分で扱いやすいエンジン特性は、多くの中型二輪ライダーのライディングテクニックの向上にも貢献しました。
この頃のバイクは、まだまだエンジン性能が車体に勝っていた傾向が強く、上手く走らせるにはそれなりの腕が求められた時代。そんな時代に誕生してまもなく栄光のチェッカーフラッグを射止めて見せたZ400GPは、ある程度イージーに乗れてアグレッシブに攻める事も可能な当時としては稀少な存在でした。

当時も今も骨っぽさを大事にしたカスタムがZ400GPの定番



出典:ゼロカスタム RPM-67Racing(レーシング)マフラー(ステンレスサイレンサーカバー) RPM Z400GP(82年)

硬派なカワサキ車らしい作りのカワサキ・Z400GPは、当時も今もやはりカスタムが基本。
現在でもモリワキやRPM、BEETといった大手パーツメーカーによるマフラーを始め、サイドカバーやテールなどが主流となっています。
本気でカスタムしてCBR400RRのフロント周りを移植するコアなファンも存在し、走りを追求しようと思えば後発のGPZ400やゼファー400以上の走行能力にしてしまう事も十分可能。旧車でも走りのレベルを高く保ちたい、という方にとって、Z400GPは間違いなくカスタムベース向きの車両です。

旧車會仕様のカスタムも人気があり、ベース車両として高い人気があります。派手なロケットカウルなどを装着される事は少なく、どちらかと言えばノーマルのスパルタンなイメージを大事にしたカスタムが施される事が多いのが面白い点となっています。

元々の生産数が少ない割に、ゼファー400よりもお買い得な車両が多いZ400GP。これからは、より価格の高騰が予想されますので、カワサキの旧車をお探しの旧車ファンの方にとっては今が残されたチャンスかも知れません。
それなりの年式のマシンである為、大きな事故歴がないか、エンジンの吹け具合と始動性を確認した上での検討をおすすめいたします。

カワサキ・Z400GPの画像集

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