バイクを買う

中古車を購入した時の整備費用。いったい何をしているのか?

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中古車を購入するときに必ずといっていいほど必要経費の「整備費用」とあります。これはいったい何を指すのでしょうか?さらに、個人売買で購入したバイクの整備はどこをしなければいけないのでしょうか。

整備費用は車体の状態によって変わる


中古車は走行距離や車体の状態など、全てが一点ものと考えられます。バイクがユーザーから買い取った時に多走行距離であっても、しっかり点検整備をして乗り、外観も綺麗なものであれば、高値で取引され、店頭で売られるまでの整備も少なくて済み整備費用は低くなるでしょう。一方、走行距離が少なくても、ほとんど乗らずカバーもかけずに外に野ざらしで置いていたものであれば、おそらく日常の点検も怠っており、せっかくの良いバイクも買取価格は安価であり、店頭で売られるまでの整備内容は多く、それに伴い整備費用も高くなっていくのは明快です。

一方、オークションやフリーマーケットで購入したものは、整備が全くされていない現状渡しのものがほとんどです。
もちろん整備状況もそれぞれ違うので一概には言えませんが、どのような整備を行えば購入したバイクを快適で安全に乗ることができるのでしょうか。そこで、中古車を購入するときに出てくる「整備費用」での整備内容と、個人売買のバイクでチェックしておきたい整備内容をご紹介したいと思います。

スパークプラグ交換



出典:.fastrack ministries & fastrack.yv
これは定番でしょう。エンジンの不調はスパークプラグの状態が大きく左右する傾向にあります。エンジンのかかりが悪かった時は最初に見るのはスパーグプラグであったりもします。一般に二輪車では走行距離3,000〜5,000キロが交換の目安とされていますが、最近は長寿命イリジウムプラグが主流になりつつあり、これは交換時期が設けられておらず、基本的に無期限で交換せずにいることが可能です。しかし、納車直後のトラブル防止も兼ねてスパークプラグ交換を必須項目としているお店も多いようです。

エンジンオイル交換



出典:XIFIXIT
中古車の多くは、いつエンジンオイル交換されたのかイマイチはっきりしていません。メンテアンス記録簿というものが残っている中古車であれば次のエンジンオイル交換時期は明白ですが、実際のところメンテナンス記録簿が残っている中古車は多くありません。そこで、納車のタイミングでエンジンオイル交換しておけば次の交換時期もわかりますし、オイルの劣化によるトラブルも避けられます。よって、中古車購入時の整備項目としてスパークプラグ交換同様、エンジンオイル交換を行うお店も多いようです。また個人売買の場合、エンジンオイルが漏れているというバイクには要注意です。そのままでは車検に通らないため漏れている部分を直すのがもちろんですが、エンジンオイルが少ない、またはほとんどないような状態で走行していた可能性があり、そういったバイクは購入を避けたほうがよいでしょう。

バッテリー



出典:SAg Mart.com
納車後すぐにバッテリーが上がった! なんてことになるとバイク屋さんの評判も下がってしまいます。いつ交換したのかわからないのもちょっと怖いです。中古車店では、バッテリーのチェックはもちろん行い、エンジン始動セルが問題なく稼働するように整備後、店頭で売られています。基本的にバッテリーは交換しなくても保つように設計はされていますが、実際のところなかなかそうはいかないようです。5〜7年が交換時期というのが大まかな見方であるようですが、バッテリー溶液を補充するなどしてバッテリーのメンテナンスを行えば長寿命になります。

ブレーキパッド



出典:nexgenbikes.com/
これは一番重要な必須項目といえるのではないでしょうか。走ってて止まらないバイクに乗っては絶対にいけません。ブレーキパッド交換時期は使用期間や走行距離によって決まるものではなく、目測でブレーキパッドがなくなっていれば交換です。パッドの部分が9~10mmが新品の状態であり、1~2mmが使用限度であり、それに近ければブレーキパッドは交換です。中古車店でもブレーキパッドがなくなりかけの状態で売られることはまずないです。ブレーキパッドは最重要部品のため、個人売買であれば新品に交換したいところです。

ブレーキフルード



出典:YouTube/Sum4Seb
ブレーキパッドと同じように重要な部分です。ブレーキフルードは劣化するとペーパーロック現象が起こりやすく、ブレーキの効きが悪化することもあります。中古車店でも納車前のチェック項目にあり、悪ければ整備しています。ブレーキフルード交換もありますが、ブレーキフルードにある気泡を抜くエア抜きを行うことも重要です。

フロントフォークオーバーホール



出典:YouTube/James Wright-Roberts
せっかく購入したバイクなのに、フロントフォークがスッカスカ、オイルが漏れをしてたり、オイルシールが劣化していたりするこは非常に多く、このような症状があれば整備が必要です。といってもフロントフォークをオーバーホールは専門知識が必要であり、プロの整備士の方がするのが一番であり、個人売買で購入したバイクのフロントフォークに違和感があるのならお店に頼んでオーバーホールをしてもらうことは必要です。バイク持ち込みでオーバーホールを依頼するよりも、自分で分解ができるなら、フォークだけにして部品だけの持ち込みであれば工賃が安くなります。

灯火類



出典:YouTube/K dub
これに不備があれば車検には通りません。中古車店では特別な改造車でない限り、バイクの納車時は車検に対応した状態で納車することが当たり前であり、もちろん灯火類は点検項目のひとつです。個人売買の際、灯火類に不備がないようにしてから乗らなければいけません。もし、そのまま乗って事故や危ない場面がなかったとしても、整備不良のバイクに乗っているということで警察官に停められることがあります。

タイヤ



出典:Motorcycle Xpress Lube Plus
ブレーキや灯火類と同様、タイヤも整備不良であれば命にかかわる大事故になりかねません。溝が全くなかったり、大きな破損部分があるようなバイクはそのまま店頭に並ぶことはありません。新品同様、またはしっかりと溝が残っている状態で中古車を売ることが常識的です。個人売買で、全く溝のない状態や破損個所のあるタイヤであれば、タイヤ交換を必ず行ってください。
 

 
基本的に購入時の整備についてはバイク屋さんに委ねられます。どんな整備をするのかを気になる人は聞いておきましょう。著者の場合は、納車時に、整備がそれほど必要がなかった、という理由でキャッシュバックされたこともありました。また個人売買の場合は、これらの整備必要箇所の点検整備を行ってからバイクに乗ってください

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