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ヤマハ 『SR400』はココが凄い!! 30年以上も愛され続ける理由とは?

ヤマハ(YAMAHA)「SR400」は、なぜ37年にも渡って人気車の位置にあり続けたのか? SRが超ロングセラー車となったその理由、名車と呼ばれる所以をご紹介いたします。クラシックで味わい深い単気筒バイクの魅力をあなたもぜひ味わってみてください。

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出典:wiki/ヤマハ・SR
ヤマハ・SR400は1978年に発売され、以後37年間も愛され続けてきた名車中の名車。超ロングセラー車種のひとつです。
オートバイの原型と言ってもよいクラシックなフォルムとスタイルだけど、シンプルで無駄のないデザインは美しく古さを感じさせない。一向に古くならないというと言い過ぎですが、いつまで経っても”古くなりすぎない”ところにこれまで途切れずに人気が続いてきた理由があるのかもしれません。
本稿ではそんな日本オートバイのスタンダード、ヤマハ・SR400をご紹介したいと思います。

『ヤマハ SR400』とは?



出典:Flicker/Yukihito Ikoma

SR(エスアール)は、ヤマハ発動機が製造・販売している単気筒エンジンを搭載するオートバイのシリーズ車種。販売当初から大きな変更なく受け継がれるスタイルに全ての年代で人気がある車種。オートバイの原型とされるスタイル。美しいデザインにファンが多い。XT500のエンジンをベースに、ショートストローク化して日本の運転免許区分に対応した400ccのエンジンを搭載。足回りなどは数回にわたって変更されたが、2008年まで基本設計とデザインを変更せずに販売し続けたロングセラー車種であった。一度は生産終了となったが、排ガス規制に対応した設計変更を加えて2009年末に再び生産が開始された。現在もカフェレーサーやダートトラッカー風のカスタムなどのベース車として用いられている。
出典:wiki/ヤマハ・SR

SRと言えば”キックスタート”


SR400と言えば「キックスタート」という側面があるくらい、同車の特徴のひとつとなっているのがこの「キックスタート」です。400ccクラスのオートバイでキックでしかエンジンを始動できないというのはSR400くらいではないでしょうか? いまや原付でもバイクでもセルモーターが普通です。セルとキックが両方使えるバイクだったとしても、基本はセルを使い、セルに問題があるときにキックでという使い方が一般的でしょう。技術の進んだ現代にあってもずっとキックスタートを要求してきたのはSR400以外ではホンダ・NSR250R(※排ガス規制問題で1999年に販売終了)くらいです。ホンダ・スーパーカブでさえ相当前からセルモデルが存在します。慣れていなかったり冬場だったりすれば一度ではなかなかエンジンがかからず非常に面倒ですが、その面倒臭さにクラシックなバイク臭さを感じる部分もあります。

初挑戦!小柄な女の子でもSR400のキックスタートができるか?!

ホワイトベースの本が出ました!こちらもよろしくお願いします。 アマゾン http://amzn.to/2dBnsjd 教習中の方です。身長は149cmであります! SRのキックは初めてという彼女。ぶつけ本番でいきなり動画に登場していただきました。かなり緊張していますが、エンジンかけられるのでしょうか? ■御願い …

キックスターターは、エンジンに取り付けられた「キックペダル」や「キックレバー」と呼ばれる足踏み式のレバーを踏みおろすことでエンジンを始動させる、人力のエンジン始動装置である。作動に電力が必要なスターターモーターとは異なり、人力のみで始動操作を行なうことができる。自動車におけるクランク棒が比較的早い時期にスターターモーターに交代したのに対し、オートバイにおけるキックスターターはそれほど急速に衰退しなかった。
出典:wiki/キックスターター

走りはのんびりトコトコ。単気筒が楽しい。


SRの魅力と言えば、その特徴的な1つが単気筒のエンジン音。
「トコトコトコトコ」という音が心地よく、思わずこの音が出る時速50~60kmで落ち着いて走りたくなってしまいます。
単気筒のエンジン音と言ってもバイクによって様々で、「バコバコバコバコ」などともっと品の悪い音が出るバイクもあります。その点SRのエンジンはのどかで和んでしまうような音になっています。

YAMAHA SR400 車載動画 GoPro 140914

滋賀県 鞍掛峠 往復

単気筒エンジン(たんきとうエンジン)とは、シリンダーの数が一つのエンジン。部品点数が少なく構造が単純である事から整備性が多気筒と比べて高い。同排気量の多気筒エンジンと比べた場合、軽量かつ小型にすることが可能。同排気量の多気筒エンジンと比べた場合、運動部品の慣性が大きく、最高許容回転数が低く、最高出力が小さく、中高速域からの加速は緩慢になり最高速は低くなる。また、多気筒エンジンであればピストン同士の慣性力を相殺できるが、単気筒ではそれが不可能なため、振動が大きくなる傾向もある。
出典:wiki/単気筒エンジン

右折待ち時のエンストは『死』を意味する


SR400のデメリットの中でも、最大のものがこれ。「交差点での右折待ち時のエンスト」です。信号が青になり「いざ出発」という際、SR400に慣れるまでには一度は必ずやってしまうミスがこれです。SRは低速のトルクが強くないので、あまりスロットルを開けずに雑に(強めに)クラッチを当ててしまった時などにエンストしやすいです。これが他の車種であれば、落ち着いてセルを押し直せばそこまで後続車に迷惑をかけることもなく再始動することができます。後ろの車も「あれ? 信号に気づいてないのかな」というくらいのものでしょう。ところがSRはキックスタートです。そもそも一度でキレイにかかるか分かりません。それに、踏み込んだ後エンジンが逆回転しキックペダルが反対方向に跳ね上がる”ケッチン”の可能性もあるのでキックスタートにも準備が数秒必要で、エンスト後に即キック!というわけにはいきません。信号は青、後続車からはクラクション・・・。こんな地獄のような世界と裏表なのがSR400乗りの世界です(笑)。


出典:Flicker/m-louis .®

スピードを出すと振動でケツが痒くなる!


単気筒のエンジンは、エンジンのパワーを100とすると、1つの気筒で100を出さなければいけなくなるため1回あたりの爆発が大きくなります。(これに対し例えば4気筒であれば4つの気筒で100を出せばいいので1気筒あたりは25となり爆発力もそれだけ小さくなります)。爆発が大きくなるということはそれだけ振動が大きくなるということです。高速道路などで高速巡航する場合は、振動がいつも以上に早く大きくなり
それがずっと続きますから、完全にお尻が痒くなります。人にもよるとは思いますが、具体的には4000回転くらいから痒くなるでしょう。つまりSR400は、高速で長時間走行するのは厳しいものがあります。バイク自体がライダーに「のんびりトコトコ行かない?」と言っている感じでしょうか。


出典:Flicker/Tinou Bao

良い点は?


ロングセラー車になった理由には何があるのか? SR乗りの声をまとめてみました。

・デザインはオーソドックスだが個性的
・単気筒のトコトコ音が気持ち良い
・乗り心地はソフト
・燃費が良い(最低でもリッター25km、乗り方によっては30km〜37km)
・取り回しは軽いしラク
・価格も高くはない
・足つきは悪くない
・何年経ってもスタンダードで古くならない
・一度ハマると他のバイクにいけなくなる

悪い点は?


実際にSR400を購入したライダーたちが感じているデメリットを集めてみました。

・何と言っても万一のエンスト時が大変(キックスタート問題)
・低速のトルクが弱い
・高速で走ると振動でお尻が痒くなる

値段は?


新車の乗り出し価格は60万円前後。安くはないですが、高くもありません。歴史ある名車で完成度が高いことを考えれば適正な価格と言えるのではないでしょうか。人気の車種なので中古車もかなりの数が出回っています。「新車のSR400のライバルは中古のSR400」と言われているくらいで中古の方もかなりの人気がありますが、30万円ほど出せばそれなりに程度の良いものを見つけることができます。

SR400 新車価格帯(メーカー希望価格) 55万0800円


SR400 ヤフオク落札相場 131,733円(※2016/4/15時点)


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