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ハーレーダビッドソンのEVバイクLiveWire(ライブワイヤー)のここが凄い!

ライブワイヤーはハーレーダビッドソン初のEVバイクです。これまでのバイク市場はガソリンエンジンが主流でしたがライブワイヤーの成功次第では一気にその流れは変わることでしょう。ライブワイヤーは今後ハーレーダビッドソンと世界のバイク市場の歴史を大きく変えるバイクになるかもしれません。

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アメリカンスタイルのバイクといえば、バイクにさほど興味がない人であっても、とっさに迫力満点のエンジンバイク、ハーレーダビッドソンを思い浮べることでしょう。そんな中アメリカラスベガスで開催された家電の見本市「CES2019」においてハーレーのEVバイクが発表されました。今回はハーレーのEVバイク「LIVEWIRE(ライブワイヤー)」について詳しくご紹介させていただきます。




出典:ハーレーダビッドソン公式サイト/LiveWire

ライブワイヤーのファーストインプレッション

ハーレーというと重厚でワイルドなイメージが付きまといます。ところがライブワイヤーを初めて見た印象は、とてもあのハーレーとは結びつきません。どちらかというとイタリアやドイツなどの欧州系バイクのイメージが強く感じられます。しかもハーレー独特のクルーザータイプでありません。ややスポーツタイプ寄りのデザインというのも、これまでのハーレーファンの期待をある意味大きく裏切ったのではないでしょうか。おそらくはハーレー初のEVバイクということで、新しいコンセプトを盛り込んだことが、今回のライブワイヤーのデザインにつながったものだと思われます。ライブワイヤーのデザインは非常に洗練されており知的で、まさに「スタイリッシュ」という言葉がピッタリと当てはまります。ライブワイヤーの登場は「あのハーレーがこんな美しいデザインのバイクを作れるのだ」と多くの人たちに強い印象を与えたのではないでしょうか。


出典:ハーレーダビッドソン公式サイト/LiveWire

ハーレーダビッドソン LiveWire(ライブワイヤー)の歴史


ライブワイヤーが世界中のバイクファンの前に初めて公開されたのは2014年6月の「プロジェクト・ライブワイヤー」の時です。当時の映像にはプロトタイプのライブワイヤーがハイウェイを走行するシーンが収められていました。公開当初の再生回数は実に100万PVを超え大きな反響を呼びました。この時点ではハーレーダビッドソン自体は、まだ電動バイク市場に本格参入とまでは決めていなかったものと思われます。ところが本国アメリカの電動自動車会社「テスラ」やネット系プラットフォームの「グーグル」「アマゾン」「アップル」などが相次いで電動自動車事業に参入していきます。電動自動車事業とはいえ、ハーレーダビッドソンも大きな危機感と強いビジネスチャンスをこの時感じたのではないでしょうか。この後ハーレーダビッドソンは「ルート66」沿いの自社の販売店、全米各地、またカナダや欧州などでライブワイヤーのプロトタイプに多くのユーザーに試乗してもらったことで、今後の電動バイクの開発に大きな感触を得たといわれています。そして「CES2019」において発表されたライブワイヤーは、基本コンセプトは忠実に踏襲しながらも、全面的に大幅に改善されたニューモデルとしてデビューしました。

ハーレーダビッドソン LiveWire(ライブワイヤー)のエンジンの特徴


EVバイクであるライブワイヤーのエンジンは当然ガソリンエンジンではなくモーターです。ただこうなると大きな疑問が起こります。ハーレーといえばおなじみのお腹に響き渡るようなあの「轟音」です。ハーレーのライダーだけが体感できるあの独特な「轟音」なくして、果たしてハーレーといえるのでしょうか。実はその疑問を一瞬で払拭できる仕組みが搭載されています。ライブワイヤーは「縦置き三相モーター」の出力軸を「ベベルギヤ」を使うことで向きを90度変換させています。この時に生まれる「ギヤ鳴り音とモーター音」をベストマッチングすることで、ライダーにとっては何とも心地良いサウンドに変換することに成功しています。さらにスロットルを回すと、瞬間的に電動モーターに伝わり、驚異的ともいえる強いトルクの手応えと瞬発的な加速を体感できます。電動モーターバイクならではのクラッチ操作やギアチェンジは不要であり、スピードの変換もスムーズに行え、より直感的な操作が楽しめます。

ハーレーダビッドソン LiveWire(ライブワイヤー)のデザインは?


ほとんど人たちはライブワイヤーのデザインを見ても、ハーレーダビッドソンをイメージできないことでしょう。むしろバイクファンであれば同じアメリカのスポーツ系バイクメーカー「ビューエル」を思い出されたことでしょう。ビューエルはご存知のように一時ハーレーダビッドソン傘下のバイクメーカーでしたが現在は生産を終了しています。ライブワイヤーのスポーティなフォルムはひょっとしたらビューエルのデザイナーのコンセプトが息づいているのかもしれません。ハーレーダビッドソンがビューエルの持つスポーティなフォルムをハーレー初のEVバイクに蘇らせたのではないでしょうか。それほどライブワイヤーはビューエルを思い出させるような美しいデザインに仕上がっているのです。

出典:ハーレーダビッドソン公式サイト/LiveWire

ハーレーダビッドソン LiveWire(ライブワイヤー)のメーターは「TFTディスプレイ」

ライブワイヤーのハンドルの上には「TFTディスプレイ」が搭載されています。「TFTディスプレイ」とはアクティブ マトリックス方式を採用したディスプレイのことです。メリットは単純マトリックス方式と比べて応答速度が格段に速い上に、コントラストが高いことです。ユニットは自由に角度調整することも可能でライダーにとってお好みの角度が選べます。「TFTディスプレイ」はタッチスクリーン対応なので、様々な情報をライダー自身がセレクトすることができ、バイクの操作性をよりアシストしてくれます。フルカラー液晶にはバッテリー残量、モード走行可能時間、ナビゲ―ションなどが表示されます。

LiveWire(ライブワイヤー)はスマホと連動

ライブワイヤーの大きな特徴はスマホと連動できることです。日本のパナソニックが提携しているコネクテッド機能「H-D Connect」がライダーに関する様々なユーザビリティを高めてくれます。その機能はバッテリー残量、要充電時間、航続距離、最短距離の充電スタンドの検索、駐車時の位置情報、内蔵されたGPSを使った盗難時の追跡情報などです。またぶつけられた時や移動させられた時もスマホのディスプレイにライブワイヤーの情報が表示されます。サービスのリマインダー機能ではメンテナンスの時期も知らせてくれます。ライブワイヤー向けのコネクテッドサービスは、パナソニックの通信ユニットとクラウドサービスを融合させています。そうすることでライブワイヤーに関する全ての情報がライダーのスマホに一元管理することができます。

LiveWire(ライブワイヤー)のバッテリー

ライブワイヤーのバッテリーユニットはリチウムイオン電池が採用されています。アルミ製ハウジングでカバーされたRESS(充電式エネルギー貯蔵システム)が格納されています。ヘッドライト、コントロール系統、クラクション、メーター、ディスプレイへの電力供給にはもう1台小型の12Vリチウムイオンバッテリーが搭載されています。充電は急速充電システム「Combo1(コンボ・ワン)」が採用されます。Combo1は最大出力350kWの急速充電が可能です。ちなみに350kW の急速充電とは電気自動車に約10分間の充電で、約320㎞の走行が可能な電力量のことです。ライブワイヤーは電気自動車で使われているものと同じコネクターから素早く充電することができます。また家庭用のコンセントからも充電可能です。公式発表では1回の充電で約177kmの走行が可能といわれています。

※Combo1とは電気自動車用の充電ステーションシステムのことです。



LiveWire(ライブワイヤー)のスピード

ライブワイヤーはモーター搭載車ならではの強いトルクが持ち味です。スタートから時速96㎞に達するまで、わずか3.5秒で到達することができます。ライブワイヤーの加速がどれくらい速いかというと、最新のポルシェ・911ターボと同じくらいの速さです。ちなみにポルシェがスタートから時速100㎞までの加速が2.5秒と報告されています。またライブワイヤーの最高速度は2014年にプロトタイプが出した最高速度92マイル(約147km/h)が公表されていますが、おそらく現在はさらに速くなっていると思われます。


出典:ハーレーダビッドソン公式サイト/LiveWire

ハーレーダビッドソン LiveWire(ライブワイヤー)の販売価格、発売日は?


2019年1月8日からハーレーダビッドソン初のEVバイクライブワイヤーの予約受付がアメリカで開始されました。アメリカでの発売価格は29,799USドル~といわれています。1ドル100円換算で計算すると290万円ほどです。アメリカでの発売開始は夏~秋ごろにかけてといわれています。現在日本での発売時期は未定です。

ライブワイヤーが開発された場所は実はシリコンバレー

ハーレーダビッドソンの工場といえば、アメリカウィスコンシン州ミルウォーキーというのがあまりにも有名です。ところがライブワイヤーの開発の中心となったのはグーグルやアップル、フェイスブックが本拠を構えるカリフォルニア州シリコンバレーでした。それだけライブワイヤーには現代の最先端技術が集積されたことがわかるというものです。

LiveWire(ライブワイヤー)のまとめ・総評


ライブワイヤーはハーレーダビッドソン初のEVバイクですが、これから先間違いなく世界中のバイク市場に大きな影響を与えることでしょう。これまでのバイク市場はガソリンエンジンが主流でしたが、ライブワイヤーの成功次第では一気にその流れは変わることでしょう。ライブワイヤーは今後ハーレーダビッドソンと世界のバイク市場の歴史を大きく変えるバイクになるかもしれません。

ハーレーダビッドソン LiveWire(ライブワイヤー)の動画


Harley Davidson LiveWire Ride Review

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Harley Davidson Livewire Demo Ride July 18th 2014

The Harley Davidson Project Livewire Experience tour came to a dealer near me and I took time off of work to check it out. The bike you hear turning over at the start is a HD Street 750 that the ride leader was using. Photos sourced online. Video by me.

ハーレーダビッドソン LiveWire(ライブワイヤー)の画像


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