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BMW Motorradが転ばない未来のバイク『VISION NEXT 100』を発表!

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出典:Engadget Japanese

Vision Next 100


BMW MotorradがBMW設立100周年を記念して「Vision Next 100」というコンセプトバイクを発表しました。未来のバイクをコンセプトとして掲げ開発されました。「Vision Next 100」の一番の特徴は、停止中でもバランスを取って自立する機能。これは、村田製作所の「ムラタセイサク君®」に似た機能となっています。さらに、安全性能をつきつめた結果、搭載する「事故回避機能」によってヘルメットが不要になるとする夢のようなバイクになっています。
 

 

村田製作所の「ムラタセイサク君®」


自転車に乗って走れるだけでなく、完全停止しても倒れない先進の自転車型ロボットが「ムラタセイサク君®」です。この「ムラタセイサク君®」は村田製作所の最新の技術がたくさん搭載されています。

出典:村田製作所

搭載技術
■ジャイロセンサー
車体のわずかな傾きの変化を感じ取るセンサーです。この技術の応用で、ムラタセイサク君®が完全停止しても自立して倒れず、さらに超低速走行を可能にしています。

■超音波センサー
自動車技術でおなじみの超音波を発信。その音波を使い、物体からの反射波を受け取るまでの時間差を瞬時に計測。物体までの距離を測っています。ムラタセイサク君®はこの超音波センサーで障害物を検知し、衝突を防いでいます。

■ショックセンサー
振動や衝撃を検知するセンサーがショックセンサーです。現在は、パソコンのハードディスクや自動車のエアバッグシステムなどにも使われていyる、とても身近な技術です。ムラタセイサク君®は、ショックセンサーにより、路面の凸凹や段差による車体への衝撃を検知し、制御に生かしています。
 

 

Vision Next 100の動力


Vision Next 100の動力はエンジンではなく、電動モーターを採用しています。したがって、無公害のゼロ・エミッション仕様です。このモーターを使って、太いタイヤとともに停止中のバランスを取り自立する設計となっています。

Vision Next 100の電子制御システム


Vision Next 100に搭載する電子制御システムは常に周囲の状況を監視しています。たとえば、走行中に前方に危険を検知すれば、ライダーが装着するHUD(ヘッドアップディスプレイ)つきのバイザーにアラート(警報)を発し、さらに回避方法を提示します。バイザー内に表示する情報はライダーの視線で操作が可能で、前方を見て走行中は不要な情報を表示しなくなる最新の装備となっています。

【参考動画】The BMW Motorrad VISION NEXT 100

 

 

転ばないバイクといえば…LIT MOTERS「C-1」


以前、Riderでも紹介しましたLIT MOTERS「C-1」も転ばないバイクの一つです。

出典:LIT MOTERS
LIT MOTERSが開発している「C-1」も、BMW MotorradVision Next 100と同じように、電気を動力とする二輪車。技術的には似ていて、やはり“ジャイロセンサー”を搭載し停車時で安定し続ける、つまりは「転ばない」バイクとなっています!

【関連記事】倒れないバイク!LIT MOTERSをAppleが買収検討か?
 

 

国産車の転ばないバイクといえば…ヤマハLMW(リーニング・マルチ・ホイール)!


めざせ、ころばないバイク。略して「めざころ」そんな想いからはじまったのが、ヤマハのLMW(リーニング・マルチ・ホイール)テクノロジーです。現在、市販されているのは「TRICITY(トリシティ)125」です。

出典:YAMAHA

LMW 雨上がりのタンデム篇 30sec

そして…LMW(リーニング・マルチ・ホイール)の第2弾が「TRICITY(トリシティ)155」だ!

TRICITY155 特徴紹介ムービー

TRICITY(トリシティ)155は、普通二輪車になりますので、高速道路(自動車専用道)も走れます。前2輪のスリーターで高速走行…想像がつきませんね!

■さらに…こんな過激なLMW(リーニング・マルチ・ホイール)も開発されています!

ヤマハMWT-9

出典:YAMAHA

誰も見たことのない姿カタチは、誰も体験したことのない走りの証です。フロント2輪のMWT-9は、スポーツ走行におけるコーナリングを再定義する「Cornering Master」。次々と変化する路面、タイトコーナーが続くワインディングロードを、自在に駆け巡る高いスポーツ性を追求しています。フロント2輪による路面への追従性が、コーナリングでのフロントタイヤ接地感、ブレーキングからタイトターンインでの圧倒的なコーナリングを実現し、これまでにない走り易さを体感できます。その走りを視覚化したデザインコンセプトは「轟」。ダイナミックでシームレスなボディ造形、大胆な骨格と精緻なメカニズムが融合するスタイリングが、未知なる走りの予感を世界中に響かせます。そして、リーニング・マルチ・ホイールが秘めた可能性をも。MWT-9がスポーツモビリティに新たなカテゴリーを創造します。

圧倒的なパワーをLMW(リーニング・マルチ・ホイール)で実現しようとしている「ヤマハMWT-9」…これもまた“近未来のバイク”であり、転ばないバイクのフラッグシップといえるかもしれません。

【参考動画】MWT-9 Leaning Multi-Wheeler / The 44th Tokyo Motor Show YAMAHA 2015

おわりに


転ばない未来のバイク…さまざまなアプローチで開発されています。遠くない将来に、多くの「転ばないバイク」が私たちの目の前に現れてきそうです。バイクは「転倒」のリスクを常に抱える乗り物ですが、今回紹介しました「転ばないバイク」の登場で、その常識が覆される日が、すぐそこまで来ているようです。

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