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世界が大注目!!絶対に倒れないバイク、リット・モーターズ社C-1とは一体どんなバイク?

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数年前から世界中のバイク業界で度々話題に上がっているほど注目を集めているのが米国リット・モーターズ社(Lit Motors)の「C-1」が予約を開始し、すでに1000人以上が予約をしています。日本ではまだまだ知られていないリット・モーターズ社のC-1についてご紹介したいと思います。

在米韓国人の若者が立ち上げたベンチャー企業リット・モーターズ



出典:our risd

リット・モーターズは、自動バランシング電気自動車(AEV)C-1の開発・設計を行うサンフランシスコに本社を置くベンチャー企業です。両親が韓国人であったダニエル・キムが2010年に設立し、独創的で革新のある技術に焦点を当てた二輪車を設計します。現在までに、彼らは「C-1」と久保貨物スクーターと呼ばれる2つのプロジェクト、AEV(自動平衡電気自動車)についての情報を公開しており、世界中から注目されるようになりました。

倒れることがないバイクの実現に成功


出典:YouTube/Daniel Kim

このC-1が注目されるのは、バイク自体が姿勢を制御し運転者が足で支えることなく自立するバイクであることです。アイドリング中でもバイクは自立し、外部からの要因で車が衝突してきたりしてもバイクは倒れることがありません。日本の伝統的な玩具ヤジロベエのようですが、左右にバランスを保つ重りがついていません。この絶対に倒れることがないバイクの秘密は何でしょうか。

倒れない秘密はジャイロ効果にあった!



出典:WIRED

この車体の自立姿勢を保つことができる秘密は、ジャイロ効果を利用したシステムを駆使し、垂直姿勢を保つように制御されているところです。このジャイロ効果とは、一般にいうと物体が自転運動をすると姿勢を乱されにくくなる現象です。バイクや自転車が走行していないときには車体は倒れようとするが、走行しだすと車体が自立するのはタイヤが回転することでジャイロ効果を生み出し回転するタイヤの軸を地面と水平にしようします。これが車体を立てようとする力を生み出します。


出典:LIT MOTORS

C-1はこれを利用し、上の画像の円盤の回転運動でジャイロ効果を発生させ、車体の直立状態を維持するための情報を瞬時に円盤を制御するコンピュータに送り込まれ、円盤のジャイロ効果によって倒れないようにコントロールされるているのです。

リット・モーターズC-1スペック



出典:Green Car Reports

ここで気になるC-1のスペックをご紹介します。

全長:2,800cm、全幅:100cm、全高:140cm
車両重量:360kg
最高速度:時速160キロ
1充電走行距離:320キロメートル
モーター出力:20kw

四輪車と同じ操作で運転できる安全性を向上させた次世代モビリティー


出典:LIT MOTORS

ダニエル・キムがC-1を開発する上で考えたのは、一人(または二人)乗りのバイクの安全性、安定性を向上させ、都市の交通の中でどう機能させるかでしょう。

車体はカプセル型の密閉式であり、運転操作はハンドルとフットペダルで行い、ボディは強化金属製で最大乗車人数は2人です。エアコンやサウンドシステムを配備し、シートベルトや複数のエアバッグでドライバーを保護するなど安全性も考慮され、まさにクルマ並みのバイクといったところ感じです。


出典:MOTOUSA

現在1000人以上の予約を受けていますが、C-1が供給されるまでに時間はかかりそうです。リット・モーターズはC-1のプロトタイプをほぼ完成していますが、生産システムはまだ構築中です。共同創設者兼ZyngaのCEOであるマーク・ピンカスとGoogleの創業者で新子会社アルファベットのCEOラリー・ペイジから資金提供を受け、さらにより多くのお金を探していることを報告します。最新の発表では目標調達資金は2000万ドルで、生産は約24ヶ月で開始することができるされています。これがスケジュール通りに行われるか不安なところはありますが、少なくとも2年は待たないと手元にC-1はやってこないのです。

最後に、気になるこのバイクの値段ですが2万4000ドル、日本円で約250万円もします。これが高いか安いかは個人的な見解もありますが、次世代モビリティーと考えればそんなに高く感じないでしょう。それよりも独創的で新たな次世代モビリティーの二輪車を開発し、即生産へ実行しようとする米ベンチャー企業を日本4メーカーは見習うべきだと思います。

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