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もしもの事故や転倒でライダーを守るプロテクター情報まとめ

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もしもの事故や転倒したときに、自らを守ってくれるものといえば、ヘルメット、グローブ、ブーツ、ライディングジャケットが思い当たるでしょう。しかし、実際にそれだけでは不十分なところもまだあります。ライディングジャケットに付属しているプロテクターであると柔らかく不安であり、もっと頑丈なプロテクターであれば安心かつ安全です。今回はそんなプロテクターの最新情報やトレンドを探っていきたいと思います。

プロテクターにも安全基準が存在



出典:web Bike World
ヘルメットを購入する際JISやSG、スネル、DOTなど、各国で安全基準があります。プロテクターにも同様に欧米ではCE規格という規格があります。EU圏内に流通する工業製品にはCEの基準が設けられており、これをパスすることで商品が安全とみなさ販売することができます。その中で、バイク用ヘルメットやプロテクターにはEN1621という規格名が存在し、それがどれほどの衝撃に対応できるかのレベルが細かく決められています。もちろん、この基準をクリアしないとバイク用プロテクターを販売できませんが、日本にはそのようなプロテクターに対する規格が存在しませんので、基準のクリア関係なく販売されています。
よって、CE規格をクリアしていることを表示していることが選ぶ目安としてもいいでしょう。
 
CE規格詳細
EN-1621-1(胸部・脊椎以外のプロテクター)
・LEVEL1の許容透過力:35kN以下、LEVEL2の許容透過力:20kN以下
EN-1621-2(脊椎プロテクター)
・LEVEL1の許容透過力:平均18kN以下・最大24kN以下、LEVEL2の許容透過力:平均9kN以下・最大12kN以下
EN-1621-3 (胸部プロテクター)
・LEVEL1の許容透過力:平均30kN以下・最大45kN以下、LEVEL2の許容透過力:平均20kN以下・最大35kN以下
 
 

ヘルメットと同様に装着すべき胸部プロテクター



参考:警視庁
最近の胸部プロテクターはジャケットに内蔵できるタイプや、ドットボタンやベルクロで簡単に装着できるタイプが主流になり平成23年から過去5年間の中で都内での胸部損傷で事故死に至る人が少なくなりつつあります。新たなライダースジャケットを購入する際に、一緒にオプションの胸部プロテクターを購入しているライダーが多くなりつつある結果でしょう。しかし、二輪車事故での死亡要因は頭部の次に胸部損傷が多く、胸部のプロテクターはヘルメットの次に重要といっても過言ではありません。

胸部プロテクターの開発は進んでおり、素材や形状の最適化が進み、装着時の違和感もほとんどありません。ライディングの邪魔になることはなく、夏場を考慮した通気性の良いものもあります。また、製品のサイズバリエーションは多くラインナップされ、女性専用も存在します。胸部プロテクターを使用したころない人は、安全のため胸部プロテクターを装着していきましょう。
 
 

【Rider編集部おすすめ】胸部プロテクター

アールエスタイチ(RSTAICHI) TRV064TECCELL CHEST PROTECTOR

男性用

出典:RSタイチ

水よりも比重の軽いポリプロピレン樹脂を使用し、特殊成形技術によって構成されたハニカムコア構造を採用。多くのウェアメーカーで採用されている、チェストプロテクター用のボタンでジャケットに装着可能な本体は、厚さ17mm、重量わずか200グラム、CE level2をクリアした製品の中では世界最軽量を実現。また、製品全てのエリアにおいて高い衝撃吸収性を発揮します。 従来のチェストプロテクターでは実現が困難だった、高い剛性と衝撃吸収性の両立を、驚くべき高い次元で実現した新時代のチェストプロテクターがここに誕生しました!
引用元:RSタイチ

本体サイズ:高さ200×幅260×厚さ17mm(8.5mm×2層)
重量:200g
素材:ポリプロピレン
価格:14,580円(税込)
 
女性用

出典:RSタイチ

プロテクター装着用ボタンの有無に関わらず、テクセル チェストプロテクターを装着することができるベルトタイプ。prEN1621-3(フルチェストタイプ)Level2をクリアした製品では世界最軽量、ポリプロピレンを使用したハニカム構造の採用で、17mmという薄さとわずか230gという軽さを実現。プロテクター装着による胸元のかさばりは最小限に抑えながら、安全性の高いプロテクターを装着できる様になりました。 また、ベルトを外せばCPS(チェストプロテクターシステム)に対応したジャケットへの装着も可能です。従来のボタンタイプ(TRV063)をお持ちの方も、CPSフィッティングベルト(TRV065/\2,800 税別)を別途購入いただくことで、CPS非対応のジャケット着用時にも装着することが可能になります。
引用元:RSタイチ

ワンサイズ(胸囲79cm~113cm)
本体サイズ:高さ220×幅250×厚さ17mm(8.5mm×2層)
重量:230g
素材:ポリプロピレン
価格:14,580円(税込)


 
 

アルパインスターズ (alpinestars) NUCLEON KR-C


出典:アマゾン

【用途】
Nucleon KR-Cは、KR-1とKR-2の両バックプロテクターと連結して
使用する胸部プロテクター。
【規格】
CE Level 1(EN1621-2)
【特徴】
超軽量、高通気性、高密着性。
【素材】
伸縮性のある形状記憶フォームを採用し、インパクト時の保護性能を
残しつつ、高衝撃吸収を実現。
【機能】
・付属のストラップを、KR-1若しくはKR-2に連結して、胸部を
 保護。
・前面のファスナーを使用し、簡単着脱可能。
引用元:岡田商事株式会社

サイズ:XS/S、M/L/XL
カラー:ブラック、ホワイト、レッド
価格:8,424円(税込)


 
 

意外と守られてない頸部。しかし死亡要因は3番目に多い



出典:autocity.com
まだまだ知名度の低い頸部プロテクター。しかし、ここが盲点であり平成27年都内で起こった死亡事故で頸部損傷が原因の死亡した割合は8%。少ないと思うかもしれませんが、頭部、腹部に続いて多い死因です。
もし、事故をして死亡事故にまで至らなかったとしても、後遺症が残ることは非常に多いです。そういった意味で頸部の保護も疎かにできません。
オフロードレースでは頸部プロテクターであるネックブレースは認知度ありますが、ウレタン素材で首をグルッと囲むもので、後方確認など首を動かしにくいものです。ツーリングや普段乗りようのネックブレースはまだまだ少ないですが、何が起こるかわからない公道において、頸部は守るべき重要なところです。
 
 

【Rider編集部おすすめ】ネックブレース

OMEGA ネックブレース S1(ストリート)


出典:OMEGA

街乗り、ツーリングからスポーツライディングまで幅広く対応するオールラウンドモデル、S1。
モトクロスやエンデューロで培われたテクノロジーをストリートユースにフィードバックして作られています。
オメガ独自のフロントオープン構造は、下を向いた際にフルフェイス装着時にネックブレースの違和感が少ないデザインとなっています。
ライディングジャケットの上から装着するタイプとなりますので、オンロードだけでなく、長距離エンデューロやラリーといったオフロード競技にも最適なモデルです。
頸部最大幅:155mm, 最小幅:130mm引用元:OMEGA

価格:27,000円(税込)


 
 

S.K.Y.incサーキット・ストリート対応 ネックサポートエアバッグ


出典:S.K.Y.inc

エアバッグ取付用フラップを付属し、既存のほぼ全てのレーシングスーツに取付可能なMFJ推奨のネックサポートエアバッグ。レーシングスーツ以外にも装着機能をもつジャケットはもちろん、装備機能のないジャケットでも別売りの専用ハーネスを使用することで、エアバッグを装備することができます。引用元:S.K.Y.inc


出典:S.K.Y.inc
S.K.Y.incからはネックエアバックが販売されています。1998年に世界で初めてバイク用エアバッグジャケットを実用化した無限電光株式会社の協力によりS.K.Yオリジナルのネックエアバッグを開発。まさかの事故で転倒時にバイクから一定距離を離れキーボールが外れた瞬間からわずか約0.5秒でエアバッグが作動し、首元をしっかりとホールド。
MFJの推奨商品であり、ライダーの頸部を守ってくれる最高のプロテクターです。
※単体の取り付けには専用ハーネスが必要です。

予備ボンベ:25ccボンベ付き
サイズ:フリー
価格:29,623円


S.K.Y.incサーキット・ストリート対応 ネックサポートエアバッグ ハーネス

出典:S.K.Y.inc
カラー:ブラック、シルバー
サイズ:フリー(ベルトサイズ88~110cm)
価格:5,184円
 
 

身体の重要な背骨を守る脊髄パット。損傷で後遺症が残ることも


ライディングのプロテクターで前々からある脊髄パッド。多くもメーカーから販売されるようになり、値段もグレードもピンキリです。しかし、損傷することで後遺症が残る可能性もある脊髄はしっかり守っておきたいところであり、あまりにも安価なものは避けたいところです。ライダースジャケットに既存のプロテクターでは面積が狭く、柔らかいウレタン材質に不安になる方もいるでしょう。たしかに既存のものより、それを外して別売りのものをつけたのであれば安全性が増します。
そこでCE規格EN1621-2をクリアしているものを選びたいところです。
最近では脊髄パッドと胸部プロテクターが一緒になったものも販売され、こちらのほうがお買い得な感覚があります。

購入の際に注意が必要なところが、販売しているメーカーが自社製のウエアに取り付けるインナープロテククションと、ウエアのメーカーを選ばず身に着けることができるプロテクターに別れているところです。自らが持っているライダーズジャケットに取り付けれるものであればよいのですが、そうでない場合は身につけれるものを選びましょう。
 
 

【Rider編集部おすすめ】脊髄パット

コミネ(KOMINE)SK-692 CEマルチバックプロテクター


出典:コミネ

欧州CE規格を取得した脊椎プロテクター。ピボット機構により上半身の左右の動きにも追従します。単体での使用だけでなくSK-695と合体させ、ボディプロテクターとしても使用可能。
引用元: コミネ

カラー:ブラック
サイズ:M、L、XL、2XL
価格:5,184円


 
 

コミネ(KOMINE) SK-696 CEボディプロテクションインナーベスト


出典:コミネ

お手持ちの様々なジャケットに合わせられるインナータイプのボディプロテクターとして好評のSK-620の後継モデル。
より身体にフィットする形状の胸部プロテクター、CE規格脊椎ハードプロテクターを装備。脊椎プロテクターの一番上には新開発のシェルを採用し、保護範囲を拡大。ハードプロテクターのない部分には3Dメッシュ製のクッションパッドを配置し、動きやすく蒸れにくい構造にしています。
引用元: コミネ

カラー:ブラック
サイズ:M、L、XL、2XL
価格:11,880円


 
 

肘プロテクターは半袖着用でも取り付けしやすく日焼け防止にもなる


特に決まりというわけではないですが、バイクを乗る際に半袖はあまり好ましくないとされています。免許を取得する際に、必ず長袖長ズボンの着用をいわれたことでしょう。万が一の転倒を考えた際に、素肌を露出しているところ間違いなくケガをしてしまいますが、夏場はTシャツ一枚で風を感じながら走りたいと思うライダーもいるでしょう。
そこで、肘のプロテクターを着用し肘から腕までを防護するのがよいでしょう。サポーターのように伸縮性のある素材にプロテクターがついたものがオススメです。
またライダースジャケットを着用せず、ラフな格好のときでもシャツや上着の下に装着できるぐらいにスッキリとしたものもあるため、普段着でバイクに乗る際も装着したほうがよいでしょう。
 
 

【Rider編集部おすすめ】肘プロテクター

アールエスタイチ(RS TAICHI) TRV 060 STEALTH CE ELBOW GUARD


出典:RSタイチ

・服の下に装着しても目立ちにくい超薄型CEプロテクター( TRV057)を採用
・ストレッチ性抜群のアウターカバー
・肘裏には通気性の高いメッシュ素材
引用元:RSタイチ

カラー:ブラック/イエロー
サイズ:フリー(23〜29cm) ※左右セット
価格:4,644円


 
 

シンプソン(SIMPSON) SES-93 lbow supporter


出典:FlagshiP
プロテクターを装備していない普段着や半袖着用時におすすめのエルボーサポーター。
プロテクターを固定する伸縮性の高い素材を使用し、UVカットしてくれるので、日焼け止めとしての役割もあります。夏場のツーリングに着用することにお勧めしたいです。
カラー:ブラック、レッド
サイズ:H440×W120(mm)
価格:4,212円


 
 

ケガをしやすい膝、脛を守るためにジーンズの下に装着しやすいものがオススメ


ツーリング専用でプロテクター内蔵のパンツを履けば必要はありませんが、バイクに乗るほとんどのシーンで下半身にプロテクターをつけることがないと思います。
かといって、ジーンズの上からプロテクターを身に着けるのはカッコ悪く、プロテクターを身に着けその上にジーンズを履きたいです(ジーンズのみならず、すべてのパンツでも)。
そこで、肘プロテクターと同様にストレッチ素材で素肌に直で身につけるプロテクターがいいでしょう。ボリューム感を避けつつもしっかりとCE規格のプロテクターがついているものを選ぶことをオススメしたいです。
 
 

【Rider編集部おすすめ】膝プロテクター

フォーアール(4R) プロテクターニー Relieve


出典:RSキジマ
使用しているプロテクターはCE規格脱着式ウレタンプロテクター。膝の裏側にクールメッシュを使用し、蒸れを抑制します。スキニータイプのパンツを除いて、膝の直に身に着けジーンズやチノパンを上に着ることも可能です。
カラー:ブラック
サイズ:フリー
価格:4,104円


 
 

RSタイチ(RS TAICHI)TRV059 ステルス CE ニーガード


出典:RSタイチ

・デニムの下でも目立ちにくい超薄型CEプロテクター
( TRV057)を採用 ・ストレッチ性抜群のアウターカバー
・膝裏には通気性の高いメッシュ素材
・ズレを防止し下部をしっかりホールドするベルト引用元:RSタイチ

カラー:M(34~40cm)、L(36~42cm)
サイズ:H440×W120(mm)
価格:4,860円


 

 
バイクを乗るときは安全が第一です。実際にいつ転倒してしまうかだれもバイクに乗る前から予測はできません。十分なプロテクションで、安全第一でライディングを楽しんでください。

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