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ついに出た! Kawasaki「Ninja H2 SX SE+」スポーツツアラーの最高峰

カワサキの技術の結晶Ninja H2をサーキットユーザーだけに留まらず街乗りやツーリングユーザーへ提供するNinja H2 SX。最先端の技術が盛り込まれ最上位モデルの発売へと至りました。街乗りレベルではオーバースペックですが強烈な加速を誇るチャージドエンジンや、抜群の制動力のブレンボ製Stylemaは魅力。

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カワサキから登場した「Ninja H2 SX SE+」はNinjaの系譜から出ている最上のツアラー。根強いNinjaファンをも唸らせるほどに完成度の高い走りと快適性が詰まった大型バイク。その性能や価格について解説していきます。

Ninja H2 SX SE+とは?


2015年よりカワサキからスーパースポーツバイクのフラッグシップモデルとして発売されたNinja H2を、スポーツツアラー仕様として販売されたのがNinja H2 SXとなります。そして今回発売されたのが、そのNinja H2 SXシリーズの最上位モデルとなるNinja H2 SX SE+となるわけです。従来モデルとしてのスポーツツアラーのパフォーマンスもそのままに,KECSをはじめフロントブレーキにブレンボ社製の「Stylema」を装備されており、これまでのSXシリーズの中でもっとも進化を遂げたモデルとなります。スーパーチャージャー付きのエンジンによる魅力的な加速もそのままに、扱いやすさも両立されているうえ、新たな先進技術も盛り込まれたNinja H2 SX SE+は、今後のスポーツツアラーを牽引していく存在となるでしょう。

出典:カワサキ公式サイト/Ninja H2 SX SE+

ニンジャH2(ニンジャ エイチツーは、川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーが製造している、4ストロークの輸出市場向けの大型自動二輪車(オートバイ)である。日本ではレース専用車のみ正規で販売されており、市販モデルについては逆輸入という形で販売されている。

出典:iki/カワサキ・ニンジャH2

Ninja H2 SX SE+の歴史


先進的なデザインで、新機能が盛り沢山となっているNinja H2 SX SE+は、元になるのがNinja H2というスーパースポーツです。サーキット走行を想定して作られたNinja H2は川崎重工の総力を結集して作られ、搭載されているスーパーチャージャー付きエンジンは航空宇宙カンパニーとガスタービン・機械カンパニーおよび技術開発本部の技術協力により製作されたエンジンと一体のもので、これを従来のスーパーチャージャー付きエンジンと区別してスーパーチャージドエンジンと称しています。こうして製作されたNinja H2を基にして、スポーツツアラーとしてツーリングを主な用途として開発されたのがNinja H2 SXとなります。スーパーチャージドエンジン特有の強烈な加速力をそのままに、扱いやすさのも重きをおいて開発されたNinja H2 SXは低中回転の常に使われる回転域では、元来のNinja H2をも凌ぐパワーを発揮して、その一方で、優れた燃費性能を誇っています。そしてツアラーとして、必要なタンデムライディングとパニアケースの装着に対応した専用のトリスフレームを採用しています。

Ninja H2 SX SE+のデザインは?


車体デザインは、航空宇宙カンパニーの技術を使い開発され、その洗礼されたデザインは近未来を彷彿とさせる先鋭的なデザインとなっています。


出典:カワサキ公式サイト/Ninja H2 SX SE+

“このデザインが2016年に、ドイツ・ハノーファーを拠点とするデザイン振興を目的とした国際的組織「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)」が1953年から主催しているデザイン賞で、プロダクト部門にて「iFデザインアワード2016」を受賞する実績を備えている。”

出典:Response

コックピットのメーターは、アナログメーターの回転計とデジタルの速度計が並んで配置されており、デジタルの液晶はフルカラーTFT液晶パネルとなって非常に見えやすくなっています。また、カウリングだけでなく、カワサキ初の片持ちスイングアームが採用されて革新的なデザインとなっています。アッパーカウル中央へ鎮座しているリバーマークは、カワサキの中でも歴史的な意義を持つものにのみ与えられるもので、カワサキの本気度合いが窺い知れる部分でしょう。大型バイクとしての重厚感もありながら、他のバイクの追従を許さないほどの特徴的なカウリングはNinja H2ならではの物です。

チャージドエンジンの性能は?


Ninja H2のエンジンをよりストリート向けに扱いやすくするために、H2では圧縮比8.5だったものが圧縮比11.2とかなり高めに設定されています。このことから、スーパーチャージャーの過給圧を低めにして、街中でよく使われる低中速回転域でのトルクを重視したエンジン特性に仕上げてあります。水冷並列4気筒の排気量998cc、最大出力200psを誇るエンジンは、スーパーチャージャーの回転数や吸気量もツアラーとして最適化されています。


出典:カワサキ公式サイト/Ninja H2 SX SE+

そしてツアラーとして、長距離移動には必須の項目である燃費やタンク容量もツーリング向けに改善されており、燃費は、H2が市街地では13.5km/ℓ、高速道路で17.2km/ℓとなっていたものが、SXシリーズでは定地燃費値で27km/ℓ、WMTCモード値で17.9km/ℓとなっています。タンク容量も大きくなり、H2の17ℓから19ℓに変わり、航続可能距離も大幅に伸びていることがわかります。

Ninja H2 SX SE+の足つきや乗り心地は?


シート高820mmとなって、着座位置は少し低めです。そしてなにより、そのシートのクッション性に驚くことでしょう。ライディングポジションは、ロングツーリングでも疲れにくくする為に肉厚のシートとなって、シートが絞り込まれていることによって身長170cmくらいであれば、両足の足裏半分くらいは接地するほど足つき性も抜群です。ハンドル位置もH2に比べて少し高くなっている為、前傾姿勢ではあるものの比較的楽な姿勢で、長時間の運転も疲れにくくなっています。スポーツ性能を落とさず、ツアラーとして長時間のライディングに配慮されたポジション設計も重要なポイントとなるでしょう。

Ninja H2 SX SE+の装備は?


新たに装備されたブレンボのブレーキだけでなく、これまでも装着されてきた装備があります。走るための装備も必要ですが、このNinja H2 SX SE+については、ツアラーとしての装備も求められるため、そのバランスをいかに取るかが難しいところでしょう。タンデムツーリングをするのであれば、タンデムシートにも気を使う必要もありますし、荷物の積載についても気になるところでしょう。パニアケースを取り付けるための専用フレームとなっていることもあり、純正オプションによるパニアケースをつけることで、見た目はスポーティにも関わらず圧倒的ツアラー感が出てきます。

●パニアケース装着例


出典:カワサキ公式サイト/Ninja H2 SX SE+
それぞれの色に合わせたパニアケースが用意されています。

●タンデムシート(プレミアムリアシート)

出典:カワサキ公式サイト/Ninja H2 SX SE+
タンデムでツーリングに行っても、お尻が痛くならないように配慮されています。

●電源ソケット

出典:カワサキ公式サイト/Ninja H2 SX SE+
オプションではありますが、純正の電源があるのはありがたいです。

新車・中古車の価格は?


発売日が2019年2月1日と販売されて間もない型式のNinja H2 SX SE+の新車価格と中古車価格について比較してみましょう。中古車については、頭数が少ないので平均価格が出ません。新車にしても中古車にしても年式が変わらないのは、嬉しいところではありますが、それ故に価格の落ちも少ないです。中古車と言うよりは、新車登録されて販売されている車両を買うのであれば、オプションの付いた車両を狙うのがオススメです。

新車販売:メーカー希望小売価格 2,775,600円

出典:カワサキ公式サイト/Ninja H2 SX SE+

中古車販売:現状市場に出回っていません(2019/02/15現在)

新車登録販売:280万円~286万円(2019/02/15現在)

出典:グーバイク

Ninja H2 SX SE+の評判は?


これまで販売されてきた中の最上位モデルということもあり、惜しみなく先進技術が組み込まれており、特に電子制御サスペンションの「KECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)にいたっては、路面状況に合わせて挙動変化を最小限に抑えることができる他、スマートフォンと接続することによってセッティングを容易に変更できるようになっています。更には、小傷を自己修復するコーティング塗装「ハイリー・デュラブル・ペイント」が施されています。

Ninja H2 SX SE+のスペック


Ninja H2 SXNinja H2 SX SENinja H2 SX SE+

車名(通称名)

Ninja H2 SX SE+

一次減速比/二次減速比

1.480(74/50) / 2.444(44/18)

型式

2BL-ZXT02A

フレーム形式

トレリス

全長×全幅×全高

Ninja H2 SX SE/Ninja H2 SX SE+
2,135mm×775mm×1,260mm

懸架方式

テレスコピック(インナーチューブ径 43mm

軸間距離

1,480mm

スイングアーム

最低地上高

130mm

ホイールトラベル

120mm

シート高

820mm

139mm

キャスター/トレール

24.7°103mm

タイヤサイズ

120/70 ZR17M/C 58W

エンジン種類/弁方式

水冷4ストローク並列4気筒/DOHC4バルブ

190/55 ZR17M/C 75W

総排気量

998cm³

ホイールサイズ

17M/C×MT3.50

内径×行程/圧縮比

76.0mm×55.0mm/11.21

17M/C×MT6.00

最高出力

147kW(200PS)/11,000rpm ラムエア加圧時:154kW(210PS)/11,000rpm

ブレーキ形式

デュアルディスク320mm(外径)

最大トルク

137Nm(14.0kgfm)/9,500rpm

シングルディスク250mm(外径)

始動方式

セルフスターター

ステアリングアングル (左/右)

30°/ 30°

点火方式

バッテリ&コイル(トランジスタ点火)

車両重量

Ninja H2 SX SE+
262kg

潤滑方式

ウェットサンプ

使用燃料

無鉛プレミアムガソリン

エンジンオイル容量

4.7L

燃料タンク容量

19L

燃料供給方式

フューエルインジェクション

乗車定員

2

トランスミッション形式

常噛6段リターン

燃料消費率(km/L)※1


27.0km/L(
国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時)※2

クラッチ形式

湿式多板
17.9
/LWMTCモード値 クラス3-21名乗車時)※3

ギヤ・レシオ

1

3.076(40/13)

最小回転半径

3.1m

2

2.470(42/17)

カラー

Ninja H2 SX SE+
メタリックグラファイトグレー
×
メタリックディアブロブラック

3

2.045(45/22)

4

1.727(38/22)

5

1.523(32/21)

6

1.347(31/23)

出典:https://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninjah2sx/

Ninja H2 SX SE+についてのまとめ・総評


カワサキの技術の結晶とも言えるNinja H2をサーキットユーザーだけに留まらず、街乗りやツーリングユーザーへ提供するNinja H2 SXは、最先端の技術がどんどんと盛り込まれて最上位モデルの発売へと至りました。基となるのがスーパースポーツなので、ツーリングや街乗りレベルではオーバースペックに感じますが、乗り手を退屈させない強烈な加速を誇るチャージドエンジンや、抜群の制動力のブレンボ製「Stylema」は、幅広いニーズに応えることができる魅力的な装備でしょう。

Ninja H2 SX SE+の画像


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Ninja H2 SX SE+の動画


2019 Kawasaki Ninja H2 SX SE+ Studio Video

The new Ninja H2™ SX SE+, developed from the same bloodline as the Ninja H2 R hypersport bike, is the ultimate production supercharged streetbike that combines the most desirable hypersport, supersport and sport touring qualities.

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