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YAMAHA 新型テネレの魅力はコレだ! 発売が待ち遠しいミドルクラスアドヴェンチャー!

今回はまだまだ未確認情報が多い、新型テネレについてご紹介します。毎年、コンセプトモデルの発表が相次いでいるだけに開発は着実に進んでいる様子です。00cc近くへと排気量が上がり走行性能を高めその外観にも工夫が凝らされています。今後モーターサイクルショーなどで発表の機会も増えると思われ期待が高まります。

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出典:Ténéré 700 World Raid Prototype

YAMAHA 新型テネレとはどんなバイクか?


2018年の末頃、ヤマハは欧州向けに新型テネレのプロトタイプを発表しました。ここ数年コンセプトモデルの発表を行っていましたが、今回はより開発が進んでいる形での発表であります。日本だけでなく、世界各地で発売を期待する動きがある新型テネレですが今回は700cc近くへと排気量が上がり、走行性能を高めただけでなくその外観にも工夫が凝らされているようです。

YAMAHA テネレの歴史



出典:Ténéré 700 World Raid Prototype
テネレとはトゥアレグ語(サハラ砂漠圏)で“何もないところ”という意味です。“パリダカ”の活躍なくしてテネレシリーズを語ることは難しいかもしれません。1979年から始まり、既に数十年の歴史を持つ“パリ・ダカールラリー”(現在はダカールラリー)ですがYAMAHAは古豪で、実は第1回目と第2回目の優勝はYAMAHAです。バイク部門の通算優勝経験回数も歴代では2位(優勝9回)、日本のメーカーとして最多ということは意外にも知られていないかもしれません。XT-500というマシンがテネレシリーズのルーツと言われています。90年代には現在最多優勝者のステファン・ペテランセルの操縦によって多くのトロフィーがもたらされました。テネレは近年のモデルまで600cc以上にもなる大型単気筒エンジンを搭載し続け、一方でより高速化と大型化を果たしたスーパーテネレは並列2気筒750ccから1200ccへとスケールアップしていきました。しかし、この2車種は数多くのラリーレーサーを支え続けただけではありません。過去に多くの冒険者の足となっただけではなく、現在も世界中を旅する者たちの道を照らし、導き続けているバイクでもあるのです。未知なる冒険や過酷なバイクレースを求める者たちにとっての一つの答えとも言えるバイクと言えるでしょう。今回発表された新型テネレに関しても2016年頃に“T7”の名前でコンセプトモデルが発表され、その後世界各地でテスト走行が繰り返し行われていました。2018年の発表も終わり、今後はいよいよ発売に向けた調整がなされることでしょう。

YAMAHA 新型テネレのデザイン



出典:Ténéré 700 World Raid Prototype

全体の外観はラリーレイドを意識させるような“カタチ”となりつつも現代では当たり前とも言われるような装備が随所に散りばめられています。まず、一番に注目したいのは4つ目のLEDヘッドライトです。市販化される時にこの顔面がどうなるかはわかりませんがやはり、インパクトのあるデザインはそのまま残して欲しいと思うところです。アドヴェンチャーモデルのご他聞に漏れることなくハンドガードやスクリーンは標準装備されています。更にスクリーンに関して言えば裏側にステーも搭載されますのでスマホやGPSを取り付ける際には重宝しそうです。メーターは完全に液晶化されています。モノクロの液晶ですが今後開発次第でデザインや機能が大きく変わりそうな要素を秘めています。フロントには21インチ、リアには18インチのスポークホイールが搭載されています。また、オフロードを走行するマシンらしい装備として、エンジン下にはアルミ製のスキッドプレートが装着されています。ラジエター周辺にも細かな工夫がなされており、ラジエターフィンが立っているため跳ね石からコアを守ることが可能です。オプション品の存在は未だ確認できませんが今後はガード類も充実し、大型のパニアケースを搭載することも可能になるものだと思われます。既にアクラポビッチのマフラーを搭載したテスト車両の存在も確認されています。

YAMAHA 新型テネレのエンジン性能



出典:Ténéré 700 World Raid Prototype

既に発売されているMT-07の水冷4ストローク並列2気筒エンジンを搭載しています。これまでのテネレは所謂“単テネ”と呼ばれ、600ccオーバーの単気筒エンジンを搭載していました。並列2気筒の既に発売されている車両のエンジンを使うことで信頼性やパワーアップを果たしたと言えるでしょう。最高出力は約73馬力(54kw)、最大トルクは6.9kg(68Nm)を発揮します。単気筒の旧モデルは47馬力程度ですから大幅にパワーアップを果たしていると言えます。並列2気筒で270度位相クランクを採用しているこの車両ですがこれと同じ形式を用いた車両として、かつてパリダカを優勝したファクトリーマシンXTZ850TRXが挙げられます。もちろん、時代も排気量も設計も違いますので一概には比較できませんがこのままの形で発売された場合、”YAMAHAのレーシングマシンを手に入れる感覚”を体験することが可能になるかもしれません!

YAMAHA 新型テネレの乗り心地



出典:Ténéré 700 World Raid Prototype

先述したようにこの新型テネレには並列2気筒で270度位相クランクが採用されているため、通常の2気筒エンジンのようなドコドコ感や振動は少ないと言われています。また、エンジンバランサーは現代の多くのバイクで装着されていますのでより振動の低減に威力を発揮するでしょう。もちろん、旧モデルの単気筒エンジンとは比較するまでもありません。シート高は880mmあるため乗り手を選ぶ要素があるかもしれません。旧モデルは896mmでしたので少し低くなったとも言えますがそれでも二の足を踏む方はいらっしゃるかと思います。もし、国内でも発売されるのでしたらローダウンモデルやローダウンキットのオプション追加は必須だと言えます。また、前後サスペンションは調整可能とのことです。ABSのON/OFF機能も搭載されています。

YAMAHA 新型テネレの燃費



出典:Ténéré 700 World Raid Prototype

ガソリンタンクは16L搭載可能です。満タン時点で350km程度の走行が可能とされております。1リットルあたり20km程度の燃費と言えるかもしれません。しかし、同じエンジンを積んでいるMT-07が無鉛レギュラーガソリン指定ですからコストパフォーマンスは悪くないと言えるでしょう。旧モデルの単気筒テネレは約30km/Lの燃費を発揮しますがこちらはハイオクガソリンが指定されています。また旧モデルはガソリンタンク容量が23Lありますので航続距離では新型が一歩譲るという形になります。

YAMAHA 新型テネレの評判



出典:Ténéré 700 World Raid Prototype

ミドルクラスのテネレはこれまで単気筒、リッターオーバーのスーパーテネレが2気筒という棲み分けが行われていたせいか違和感を覚えるユーザーも少なくないようです。デザイン自体は概ね好評、好意的な意見で迎え入れられているようです。しかし、数年前から存在が確認されているにも関わらず、発売時期に関して具体的な進展がないことや日本国内での発表がないこと等からユーザー側が痺れを切らしているという事実もあります。情報が中々入ってこないことがこの車輌の評価を落としている原因のようです。逆に言えば、それだけ一刻も早い発売を望む声が多いということです。

YAMAHA 新型テネレの予想価格


同じエンジンを搭載しているMT-07が新車で約700,000円~販売されています。また、日本未発売の同系列車種であるTRACER700が日本円換算で約1000,000円とされています。実際に新型テネレが発売されるとするならばこのぐらいの価格で販売していただけると海外メーカーに十分対抗できるのではないでしょうか。実際の発売時期も未定で2019年秋頃、2020年、国内発売に至っては2021年になるかもしれないという予想もあります。

まとめ・総評


今回はまだまだ未確認情報が多い、新型テネレについてご紹介しました。毎年、コンセプトモデルの発表が相次いでいるだけに開発は着実に進んでいる様子ですがライバルメーカーも次々と新型モデルを投入しています。やはり具体的な情報が中々入ってこないということはそれだけ他メーカーには出来ないことを実現しようというYAMAHAの意欲の表れなのかもしれません。今後、モーターサイクルショーなどで発表の機会も増えるでしょうからまた新しい情報に期待いたしましょう!

YAMAHA 新型テネレの画像


An idea that turned into a concept, a concept that yielded a prototype, a prototype that captivates. The Tenere 700 World Raid. (Link in Bio) #yamaha #prototype #tenere700 #motoadventure

10.5k Likes, 90 Comments – YamahaMotorUSA (@yamahamotorusa) on Instagram: “An idea that turned into a concept, a concept that yielded a prototype, a prototype that…”

YAMAHA 新型テネレの動画


Yamaha Ténéré 700 World Raid Prototype

Inspired by the remarkable levels of worldwide interest generated by the T7 concept presented in 2016, Yamaha has created Ténéré 700 World Raid, a prototype model which is being used to develop the final specification of the production model.

Yamaha Ténéré 700 World Raid | Australia Stage

The Ténéré 700 World Raid is the latest in a series of adventure machines that runs all the way back to the ever celebrated Ténéré 600, released in 1983. The Ténéré line is now, and has always been, about exploration, about getting into the wild and chewing up miles on a bike that can take a beating.

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