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【ヤマハ】ネイキッドの新定番! 軽量かつパワフル【MT-03】

そのコンパクトな見た目とは裏腹に300ccとなった排気量で、よりパワフルかつ軽快に走ってくれるMT-03。2019年にも新型モデルが登場し、新カラー新グラフィックとなって、世に解き放たれました。ストリートファイターでもあり、ネイキッドでもあるそのフォルムは、きっとファンの心を掴んで離さないでしょう。

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MT-03はどんなバイクなのか?


出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

実のところ、ヤマハがMT-03を作ったのは現行のモデルが初ではないありません。同名のバイクとして、ヤマハモーターイタリアがヨーロッパ市場に向けて販売されていたモデルもあります。しかし、名前だけが一緒であって、バイク自体はまったくの別物となっています。現行のモデルとして販売されているMT-03は、MT-25と同時開発され、そのエンジンは320ccの排気量の物を搭載しています。インドネシア市場へと先行販売された後に、2015年10月10日に国内販売へと踏み切っています。MT-25と姉妹車として販売され、そのベースとなるのはヤマハYZF-R3となり、スポーツ仕様ではなくネイキッドスポーツとして市場に出回っています。

MT-03(エムティーゼロスリー)はヤマハ発動機のMTシリーズ320ccクラスとして前述するMT-25ともに開発された。2006年から2013年にかけてヤマハモーターイタリアが製造していたヤマハ・MT-03とは同名であるがまったく別のオートバイである。

インドネシア市場向けに先行発売されたのち、日本国内仕様として MT-03が2015年10月10日に発売された

出典:wiki/ヤマハ・MT-25/MT-03

MT-03が作られたわけとは?


はっきり言って、日本では250ccという車検に対する線引きがあるので、320ccは中途半端な排気量であると言わざるを得ないでしょう。しかし、この排気量による車検制度は日本独自によるものであって、海外では通用されない。もちろん日本国内にも目を向けてはいますが、MT-03がターゲットにしているのは海外での販売としているのでしょう。そう言った意味で、ヤマハではYZF-R3が同じ路線に立つバイクであると言えます。ただ、日本国内でも400cc程に大きくなく、扱いやすい250ccクラスの車体で、パワフルな加速で走ってくれるのは車検を視野に入れたとしても、魅力的なバイクとなるでしょう。

魅了されるデザイン


出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

外観としてはMT-25と大差はありませんが、ベース車両となったYZF-R3からするとカウルがなくなりスタイリッシュな印象を受けます。ポジションランプがLEDとなって2つ点灯し、ヘッドライトがその下に付くような構造となっています。シュっとした顔をしており、バイクらしい顔と言えるのはないでしょうか。また、カウルがないことによってタンクの造形も際立ってきます。ニーグリップによって挟み込まれるサイドのくびれや、タンク上部のラインは芸術的とも言える造形をしており、跨ったライダー達を楽しませてくれるでしょう。また、現行モデルはカラーリングやグラフィックも増えて選択肢の幅も広がっています。

マットライトグレーメタリック4

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

ディープパープリッシュブルーメタリックC

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

マットブラック2

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

MT-03の誇るマシンスペック


気になるのがマシンスペックですが、排気量が320ccとMT-25より大きくなったことによる違いを、MT-25のスペックと並べて比較してみましょう。

MT-03 MT-25
認定型式/原動機打刻型式 2BL-RH13J/H405E 2BK-RG43J/G402E
全長/全幅/全高 2,090mm/745mm/1,035mm 2,090mm/745mm/1,035mm
シート高 780mm 780mm
軸間距離 1,380mm 1,380mm
最低地上高 160mm 160mm
車両重量 166kg 166kg
燃料消費率*1 国土交通省届出値
定地燃費値*2
41.3km/L(60km/h) 2名乗車時 37.7km/L(60km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 *3 27.6km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時 27.2km/L(クラス3, サブクラス3-2) 1名乗車時
原動機種類 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ
気筒数配列 直列, 2気筒 直列, 2気筒
総排気量 320cm3 249cm3
内径×行程 68.0mm×44.1mm 60.0mm×44.1mm
圧縮比 11.2:1 11.6:1
最高出力 31kW(42PS)/10,750r/min 26kW(35PS)/12,000r/min
最大トルク 29N・m(3.0kgf・m)/9,000r/min 23N・m(2.3kgf・m)/10,000r/min
始動方式 セルフ式 セルフ式
潤滑方式 ウェットサンプ ウェットサンプ
エンジンオイル容量 2.40L 2.40L
燃料タンク容量 14L(無鉛レギュラーガソリン指定) 14L(無鉛レギュラーガソリン指定)
吸気・燃料装置/燃料供給方式 フューエルインジェクション フューエルインジェクション
点火方式 TCI(トランジスタ式) TCI(トランジスタ式)
バッテリー容量/型式 12V, 7.0Ah(10HR)/GTZ8V 12V, 7.0Ah(10HR)/GTZ8V
1次減速比/2次減速比 3.043/3.071 3.043/3.071
クラッチ形式 湿式, 多板 湿式, 多板
変速装置/変速方式 常時噛合式6速/リターン式 常時噛合式6速/リターン式
変速比 1速:2.500 2速:1.823 3速:1.347 4速:1.086 5速:0.920 6速:0.800 1速:2.666 2速:1.882 3速:1.454 4速:1.200 5速:1.037 6速:0.920
フレーム形式 ダイヤモンド ダイヤモンド
キャスター/トレール 25°00′/95mm 25°00′/95mm
タイヤサイズ(前/後) 110/70-17M/C(54H)(チューブレス)/140/70-17M/C(66H)(チューブレス) 110/70-17M/C(54S)(チューブレス)/140/70-17M/C(66S)(チューブレス)
制動装置形式(前/後) 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ 油圧式シングルディスクブレーキ/油圧式シングルディスクブレーキ
懸架方式(前/後) テレスコピック/スイングアーム テレスコピック/スイングアーム
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1 ハロゲンバルブ/12V, 60/55W×1
乗車定員 2名 2名

出典:ヤマハ公式サイト/MT-25・MT-03

コンパクトな車体でMT-25と変わらない車両重量のまま、排気量が上がったことによるパワーアップを見て取ることができます。パワーが上がったことによって、パワーウェイトレシオも上がっており、加速性能や燃費についても改善されています。さらには、ギヤ比の変更によってより扱いやすく最高速も上昇するギヤ比に変更されています。軽くて、パワーがあることは、バイクにしても車にしても乗り物であれば、追及いかなければならない根本の性能です。このマシンスペックはMT-03が海外だけでなく、日本国内でも人気が出ている証左となるでしょう。

MT-03の320ccエンジン


出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

MT-25から排気量は約70ccアップして320ccとなり、それに伴って馬力も上昇しました。35psから42psの7馬力の向上です。そしてトルクも上がり、2.3kgf/mから3.0kgf/mへと0.7kgf/mも上がってきました。このエンジンはYZF-R3と同型が搭載されており、どちらかと言うと高回転まで回して走るエンジンとなっています。MT-03の見た目からすると、低速トルクが太くて低回転からでもドロンと回ってくれるエンジンのような気がしてきますが、そこはYZF-R3と同じくスポーツ仕様のエンジン特性のままになっています。

気になるMT-03の装備は?


純正部品として装備されているアクセサリーとしては、ヘッドライトとテールランプがLEDとなり、タンデムで使いやすいようにアシストグリップが標準装備で、アナログ式の回転計に並んでデジタル式の速度計やインジケーターランプが装備されています。ハンドルはできるだけ乗り手に近づくように設計されたバーハンドルとなっています。

機敏なハンドリングに適応するバーハンドル

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

個性的なヘッドライト

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

LEDテールランプ

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

シャープなラインを形成するアンダーカウル

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

MT-03の足つきや乗り心地について


車体がスリムかつ軽いので、力の弱い方でも楽に乗れるのがMT-03の魅力の一つになります。足つきに関しては、成人男性(170cm60kg)であれば、両足が半分以上接地しているのでだいぶ安定感があります。女性ですと、160cmの方が跨がれば両足のつま先が届きますので、足つきに関しても良さそうです。次は、肝心の乗り心地について言及していきましょう。座った時のシートは柔らかく、長時間のライディングでもお尻に非常に優しい設計になっています。そして、振動が少ないため疲れ難いですね。ハンドリングも軽快で、ユーザーの思った通りに曲がってくれる印象です。高速走行を長時間するのは、スクリーンもないので厳しいですが、下道ツーリングなどであれば非常に快適に運転をすることができそうです。

MT-03新車・中古車販売価格


現在の現行モデルが2019年の新型モデルとなり、新型モデルは3色のカラーリングが発売されています。3色とも価格は同一となっています。

  • MT-03新車販売価格:567,000円

出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

  • 中古車販売価格(2019/03/01):319,800円~488,000円

出典:BikeBros/MT-03

MT-03ユーザーの評価


日本国内でのユーザーからの意見をピックアップしてお伝えします。より身近な意見となりますので、きっと参考になることでしょう。

  • メカメカしいデザインに惚れました。自分が思った通りの動きをしてくれるので、街中でもワインディングでも楽しめます。
  • スロットル操作は素直に応えてくれました。ただ気になるのが、ブレーキの効きが弱いと感じます。フロントは握り込んで聞き始めて、リアは坂道で気を付けておかないと下がってしまいそうになりました。
  • パワーがあって、ハンドリングもいいので、悪路でもどこでも走れそうです。
  • 価格の割りに性能がいい!

デザインはバイクらしいメカメカしさがユーザーには好評のようですね。そして、ヤマハが作るバイクは総じて素直な性格をしているように思えます。乗り手が扱いやすいように設計されているので、コーナリング性能やエンジン特性までも高水準のバイクが仕上がっているのでしょう。

総評


出典:ヤマハ公式サイト/MT-03

MT-03が日本国内をターゲットにしていかったとしても、その軽量かつコンパクトなフォルムやパワフルなエンジンの魅力は語りつくせないほどに、日本国内のファンを虜にしてしまうでしょう。軽快なハンドリングや素直なエンジン特性によって引き出されるユーザーのライディングスキル向上にもいちやく買う存在となっています。今後も海外への展開を軸として、日本国内でも販売されるバイクはあるでしょうが、MT-03の存在は決して無視することのできないものとなるでしょう。

MT-03画像集


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Our Spanish student sitting in Attack mode 😄🤙

2,779 Likes, 15 Comments – Stunt and WheelieSchool (@stuntandwheelieschool) on Instagram: “Our Spanish student sitting in Attack mode 😄🤙”

MT-03動画集


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